熱愛系エリートに捕まりました
危うく飲みかけのお冷やを噴き出してしまうところだった。

いきなり何言い出すのこの人!


「な、な、何っ…」

「俺は蒼士だって言ったら、そぉし、って喘ぎながら呼んでた。それも覚えてないんだな」


あ、あ、喘ぐって!生々しいこと言うのやめてください!

パクパクと声にならない声を上げた後、両手で顔を覆った。


「薬師丸さんのばかぁ…」

「だから蒼士だって言ってるのに。まぁ、恥ずかしがってる瞳子も可愛いから許すよ」


指の隙間から覗くと、彼はそれはもう楽しそうににやにやしてる。

もう。からかって遊ぶには些か不適切な人選とネタじゃないの?
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