独り占めしてもいいですか…?【完】
横を通り過ぎるたびに聞こえてくる囁き声。





あの人かっこよくない?


隣にいる子って彼女かな?


声、かけてみようかなっ





そんな声が耳に入ってきていた。





千景も自分のことを言われているのに気づいているようで、苦笑いを浮かべていた。





やっぱ千景ってかっこいいんだなぁ…





私の隣を歩く千景を見上げながら、改めてそんなことを思っていた。





そしてようやくカフェの中に入り、それぞれ飲み物を注文した。





「やっぱり千景ってかっこいいんだね」


「えっ!?きゅ、急にどうした?」





私の発言に千景は大袈裟なくらいの驚きをみせていた。





「だって歩いてるだけで女の子たちの視線集めてたじゃんっ」





気づいてたよね?

なのに、どうしてそんなに驚いた顔してるんだろ?
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