笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
 ピポピポ星人の小早川くんから学んだこと。

 宇宙は、とてつもなく広いということ。
 宇宙には、地球と似たような星があるということ。
 宇宙には、日本人みたいな宇宙人がいるということ。
 流しソーメンが好きな宇宙人がいるということ。
 ピポピポ星のピポピポ体操。
 宇宙人はフレンドリー。
 何事も地球を基準に考えてはいけないということ。
 好奇心の大切さ。
 自分がいかにちっぽけな存在であるかということ。

「まなちゃんは、宇宙人じゃないよね?」
「実は私は、パフパフ星人なんです」
「え、まなちゃんは、パフパフ星人だったの?」
「冗談ですよ。あはははは!」

 明るい声で笑っているまなちゃんとあたしは地球人。

 この星で生まれ育ち、この星で生活を営み、この星で歌い、この星を旅している。

 地球はいろいろと問題のある星だと思うけど、あたしは地球が好きだ。

 地球に生まれて良かったと思っている。地球人で良かったと思っている。

 地球人であることに誇りを持ち、地球が平和な星になるように願いつつ、いつの日か、小早川くんが暮らしている、ピポピポ星に行って、ピポピポ星人の前で路上ライブをしてみたいと思う。

 歌う曲はもちろん、あみだくじの歌♪
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