インスピレーション
拓巳とたけと悠久は大学に戻った。
講義はダルい。
たけは爆睡してる。いびきがうるさい。
悠久はくそ真面目にノートをとっている。
俺はそんな2人の横でひとり物思いにふけっていた。
大学生活も残り後1年。俺は将来どうするんだろう。
結婚できんのか?
このままで…。
大学に入ったって俺は何も変わっていない。
あの時からずっと時間が止まってる。
あの日から俺は何かを真剣にやる事なくなっていった。
ゆうがのこしたカメラが今の俺の唯一本気になれるもの。
17才の誕生日にくれた彼女の最初で最後のプレゼント。
今思うと俺がゆうに何かしてやった事なんて1度もなかった。
それでもゆうはいつも笑ってそばにいてくれた。ただ隣りに彼女がいるだけで幸せだった。
だけど……。
あの日から俺は1日も写真を撮らなかった日はない。
今日もまた俺は行くんだろう。
講義はダルい。
たけは爆睡してる。いびきがうるさい。
悠久はくそ真面目にノートをとっている。
俺はそんな2人の横でひとり物思いにふけっていた。
大学生活も残り後1年。俺は将来どうするんだろう。
結婚できんのか?
このままで…。
大学に入ったって俺は何も変わっていない。
あの時からずっと時間が止まってる。
あの日から俺は何かを真剣にやる事なくなっていった。
ゆうがのこしたカメラが今の俺の唯一本気になれるもの。
17才の誕生日にくれた彼女の最初で最後のプレゼント。
今思うと俺がゆうに何かしてやった事なんて1度もなかった。
それでもゆうはいつも笑ってそばにいてくれた。ただ隣りに彼女がいるだけで幸せだった。
だけど……。
あの日から俺は1日も写真を撮らなかった日はない。
今日もまた俺は行くんだろう。