青い花びらが落ちて

1時間目が終わって休憩時間に入った頃、

浩樹と会えた。なつみも居た。

なつみ 「あ。」

いつき 「ん?」


浩樹 「よ。」

いつき 「よぉー。(笑)」

なつみ 「はろぉ。」

いつき 「なあー。」

浩樹 「ん。」

いつき 「浩樹何座?」

浩樹 「え。なんで?(笑)」

なつみ 「なんで?」


急に質問された浩樹は驚いた顔で逆に質問をしてくる。
なつみもなぜ急にそんな質問をするのかというような顔で見てくる。

いつき 「んー、知りたいから?」

浩樹 「...。(笑)なにそれ。」

質問の答えが簡単すぎたのか、っふと笑われた。

いつき 「なぁ、何座?」

浩樹 「俺の誕生日はー。」

ちょっと上を向いて天井を見る浩樹。

浩樹 「7月。」

いつき 「うんうん。」

すると浩樹は次は私の目を見て、
浩樹 「うそ。」

いつき 「え?(笑)」

浩樹 「ほんまは11月。」

いつき 「もぉ、なんなん(笑)」

無駄に焦らしてくる浩樹。


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