♪君のメロディー♪
トコカフェ
春「凜!ついたよ!」

凜「うん。見れば分か…らないね。」

私は『分かるよ』って言おうとしたけど、と心の中でいいかえた。

だって…春がついたよって指差してる所…カフェっぽくない。

あれっ?私、何回か来てるよね?

あれ??外見変わったの…?

春「よし!凜いくよ!」

春…。目がキラキラしてるよ…。

凜「春~、何でそんなにうれ」

春「レッツゴー!!」

…話聞いてない…。

ガチャ!

男「いらっしゃいませー!」

春「キャー!イッケメーン!」

…春は、イケメン狙いだったんだ~。

春「ね、ね!凜もそう思うでしょ!」

凜「え、あ~、そうだね~!」

私は、適当に話を合わせた。

春「あ、そろそろ帰んなきゃ!」

凜「あ!本当だ!…まっくら…。」

私は窓を見たら、真っ暗なことに気づく。

凜「大変!親に怒られる!」

春「えっ!?やばいじゃん!凜の家、門限は厳しいもんね。」

凜「うん…。」

そう。私の家は、門限だけは厳しい。

だって、高2なのに、6時には帰って来てって言われてる。

春「凜!行こっ!」

凜「うん!」

こういうとき、春の行動力は尊敬する。
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