私の彼氏は超肉食系
「もちろん女房とは円満離婚したんだけどね。」
「お母さんったら、酷いのよ。自分が女優を続けたいものだから、全てを放り出したの。」
あれっ。じゃあ、あきえちゃんが1番尊敬する女優って誰なんだろう。
「あきえ。そんなことを言うものじゃない。僕は結婚するときに『女優を続けることを応援する。』と言ったんだ。でも、あきえが産まれて12年も家庭に縛り付けてしまった。」
「でも、お母さん。ずっと女優を続けていたじゃない。」
「テレビドラマを少しだけな。だけどお母さんは根っからの映画俳優なんだ。映画のオファーがあっても、あきえの行事に重なって受けられなくてイライラしている姿を見るのは辛かった。僕は映画の中の彼女に惚れ込んでいたからね。あきえの小学校卒業を機に彼女を解放することにしたんだ。」
「そんな・・・そんなこと聞いてない! 聞いてないよ。」
「言えるわけ無いじゃないか。自分たちのエゴのために子供から親を取り上げるんだぞ。」
「言ってくれたら良かったのに。」
全く口を挟めなかった。
こんな話。
部外者の私が聞いてよかったのだろうか。
「お母さんったら、酷いのよ。自分が女優を続けたいものだから、全てを放り出したの。」
あれっ。じゃあ、あきえちゃんが1番尊敬する女優って誰なんだろう。
「あきえ。そんなことを言うものじゃない。僕は結婚するときに『女優を続けることを応援する。』と言ったんだ。でも、あきえが産まれて12年も家庭に縛り付けてしまった。」
「でも、お母さん。ずっと女優を続けていたじゃない。」
「テレビドラマを少しだけな。だけどお母さんは根っからの映画俳優なんだ。映画のオファーがあっても、あきえの行事に重なって受けられなくてイライラしている姿を見るのは辛かった。僕は映画の中の彼女に惚れ込んでいたからね。あきえの小学校卒業を機に彼女を解放することにしたんだ。」
「そんな・・・そんなこと聞いてない! 聞いてないよ。」
「言えるわけ無いじゃないか。自分たちのエゴのために子供から親を取り上げるんだぞ。」
「言ってくれたら良かったのに。」
全く口を挟めなかった。
こんな話。
部外者の私が聞いてよかったのだろうか。