私の彼氏は超肉食系
「だから、そんなにファンじゃないの。今回のことだって、ただイジメられて泣かされていただけだから。ふふふ、大したことじゃないでしょ。」

本当は今でも好きなのだが、それは言わないほうがいい。

あのときの自分は心底動揺して、全然大丈夫じゃなかったんだけどね。

「酷い。酷いです。お姉様をイジメるなんて、お父さんが許せません。」

「それはいいんじゃないかな。『お菓子屋』さんは幾らでも受け止めてくれるよ。ね。そこで盗み聞きしているお父さん?」

「なんだ。知っていたのか。そうだよ、殴っても蹴ってもサンドバッグにしても構わないから、家に入れてくれると嬉しいな。」

そこで扉が開き、『お菓子屋』さんがお盆にお菓子とお茶を載せて現れた。

そのまま、お盆を受け取りテーブルの上に載せると『お菓子屋』さんを羽交い絞めにする。

「なっ。当たってる当たってる、背中にその胸が当たってるって。」

「ほら、スケベなお父さんを好きなだけ成敗して頂戴。」

「お父さんなんて大嫌い! 大嫌い! 大嫌い! だいっきらい!!! でも、大好き。ごめんね。」
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