アラサーの恋愛事情。
「一個しか変わらなくね?」

「その一歳差の重みよ」

「あ、三十路な?」

「まだ28歳です!」

「……必死か?」

「なんか、馬鹿にされてる気がするんですけど?」

「うん。してるけど?」

初対面なのに、テンポよく成されている会話がまるでコントのように聞こえるのは私だけだろうか。

「…ぶっ、ハハハッ… なんだお前。面白いな!やっべ、超ウケる」

腹を抱えて笑いを堪えきれず声をあげているのは、私の隣にいる彼。
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