アラサーの恋愛事情。
「……少し黙って?」

なんで?と思う間もなくまた唇が塞がれる。

驚くほど柔らかな唇。

チュッとリップ音のキスからだんだん濃厚になってきてピリッと電撃が走る。

「…ん、はぁ…っ」

息継ぎさえもできないくらい唇をこじあけられて、舌でからみとられる。

拒みたくても力が入らない。

むしろ、もっとねだりたくなるような、そんな感じ。

「……っチュッ」

わかりやすいキスの音がして、彼の顔がようやく離れた。
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