アラサーの恋愛事情。
「……やばいな、これ」

ん? 何が?

候はそう言うと手が頬をつたって顎にのびてきて。

頬っぺたを手で挟まれてタコのような口にさせられた。

フッ と表情が緩んだ。

………あ、笑った顔が可愛いらしい。

不覚にもそう思ってしまうほど。

そのままチュッとリップ音を響かせ唇を奪われた。

「ちゃんと可愛い格好してきたから、ご褒美」

候は嬉しそうに立ち上がってお風呂場へと行ってしまった。
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