アラサーの恋愛事情。
「壁ドン?」

「女子は好きだろ?こういうの?」

悪い顔をしながら艶のある笑みをほころばせる。

「チューしていい?」

「この前は、勝手にしたくせに」

候のあいている右手が耳にそっと触れた。

「…んッ…」

酔っているからか候の手がほんのり冷たくて気持ちがいい。

自分でも恥ずかしいほどの声が漏れる。
< 73 / 157 >

この作品をシェア

pagetop