癒し恋~優しく包まれて~
真っ赤な顔でしどろもどろに伝える私を俊也さんは目を丸くして見ていたが、突然引き寄せて腕の中におさめた。

ぎゅっと抱き締められる。


「まじでかわいすぎだから。こんな柊花、俺以外の誰にも見せるなよ」

「えっ? あ、はい」

「柊花はさ、普段クールだから、そんなふうに真っ赤になるなんて想像もしていなくてさ……やばいな、たまらない」


俊也さんは抱き締める力を強めて、私の後頭部を優しく撫でる。私も彼の背中に腕を回して、同じにぎゅっと力をいれた。少しでも抱き締められて嬉しいという気持ちが伝わるようにと。

俊也さんの腕の中は本当に安心できて、心が落ち着く。徐々に熱が冷めていく。それと同時に気持ちも冷静になる。


「俊也さん」

「ん?」

「お夕飯、食べていきます? たいした料理ではないけど」


そろそろご飯を炊こうと思っていた。俊也さんも食べるなら多めに炊いたほうがいい。


「夕飯? あー、そうか、そんな時間になるんだね」

「はい、どうしますか?」

「あー、せっかく言ってくれて悪いけど、あと一時間くらいしたら帰るから」
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