癒し恋~優しく包まれて~
数分後に俊也さん、岩田くん、神原さんで私の後ろを通ってミーティングルームへ行った。

今から打ち合わせだと終業時間を過ぎるのかな。


「三上さん」

「えっ! あ、はい!」

「ごめんね、ビックリさせちゃって。打ち合わせ終わるまで待っていてくれる? そんなに長引かないと思うから」

「はい、分かりました」


行ったはずの神原さんがすぐ戻ってくるとは思いもしなく、ビックリして体を大きく揺らしてしまった。

とりあえず了承はしたけど、待っていてどうするのだろう?

もしかして、なにか話があるとか?

なんだろう?

なにか言われるのかな?

不穏な予感がする中、入力を終えてからファイリングをして、打ち合わせが終わるのを待つ。

今日はノー残業デーだから、神原さんの言う通り、長引くことはないはず。

そわそわしていると、三人が戻ってきた。


「あれ? 三上さん、まだいたの? 帰らないとダメだよ」

「はい、えっと……」


俊也さんはまだ残っている私を不思議に思ったらしい。


「あー、私が頼んだのよ。三上さんも一緒に行くの。ね!」

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