癒し恋~優しく包まれて~
「ん……柊花? もう、起きる時間?」
「ううん、まだ大丈夫。昨日は寝てしまってごめんなさい」
「おいで」
広げられた両手に躊躇いながらも近付くとぎゅっと抱き締められる。
腕の中、温かくて気持ちいいな。
「よく眠れた?」
「はい。起こしてしまってごめんなさい」
「いいんだよ。起きたら柊花がいて、嬉しいから」
「私も俊也さんのそばにいれて嬉しい」
俊也さんは腕の中に収めた私の髪を優しく撫でていた。
「またかわいいことを言うね。顔見せて……キスしてもいい?」
顔を上げて、コクりと頷く。
近付く顔に目を閉じた。
朝からされる甘いキスに私の体は脱力していく。本当に気持ちがいい。
今寝たら起きれなくなってしまうと思うのに、気持ちよさに勝てなくなる。
寝そうになる私を察したのか、俊也さんの手がパジャマの裾から入ってきて、ハッと目を開けた。
「ん? どうしたの?」
「な、なにを……」
「なにをって、柔らかい感触を味わおうと思って。ダメなの? 触られるの嫌?」
「嫌じゃないけど、んー、恥ずかしい」
「ううん、まだ大丈夫。昨日は寝てしまってごめんなさい」
「おいで」
広げられた両手に躊躇いながらも近付くとぎゅっと抱き締められる。
腕の中、温かくて気持ちいいな。
「よく眠れた?」
「はい。起こしてしまってごめんなさい」
「いいんだよ。起きたら柊花がいて、嬉しいから」
「私も俊也さんのそばにいれて嬉しい」
俊也さんは腕の中に収めた私の髪を優しく撫でていた。
「またかわいいことを言うね。顔見せて……キスしてもいい?」
顔を上げて、コクりと頷く。
近付く顔に目を閉じた。
朝からされる甘いキスに私の体は脱力していく。本当に気持ちがいい。
今寝たら起きれなくなってしまうと思うのに、気持ちよさに勝てなくなる。
寝そうになる私を察したのか、俊也さんの手がパジャマの裾から入ってきて、ハッと目を開けた。
「ん? どうしたの?」
「な、なにを……」
「なにをって、柔らかい感触を味わおうと思って。ダメなの? 触られるの嫌?」
「嫌じゃないけど、んー、恥ずかしい」