癒し恋~優しく包まれて~
伝えられる内容は興味深いもので、私たちは身を乗り出して聞いた。


「面白そうですね!」

「コロアールの方でも担当者を近々決定するらしいから、決まったらまた連絡するからよろしく頼むよ」


今から私たちなりに展示方法やなんの文具がいいか考えておくように言われた。それが決定してからデータ集めになるという。

責任ある仕事を一から任せられることに岩田くんと二人で「頑張ります!」を意気込みを示した。


デスクに戻ると終業時間まであと20分。ギリギリ入力が終わりそうだとパソコンと向き合う。


「柊花ちゃん、私月曜日はコロアールで打ち合わせしてから来るから、よろしくね」

「はい」


手を止めて、萌絵さんの顔を見て返事をした。そのあと、萌絵さんは総務に用があったと急いで出ていく。

ノー残業デーの金曜日は五時を過ぎるとみんなの動きか早くなる。私も時間内に終わらせようとスピードをあげた。

あと五分。入力を終わらせて、受信メールと来週のスケジュールの確認をする。

チラッと俊也さんのデスクに目を向けるが、彼はそこにいなく、そろそろコロアールでから帰社予定となっている。
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