黒い怪物くん
唇が離れると、鷹哉は私のおでこと自分のおでこをコツンッと当てた。
「……はぁ…キスするの二回目だけど…緊張するね」
「……二回目じゃねぇけどな」
「え!?二回目だよ?いつしたっけ?」
「小鳥さんは中学の時から俺の前でどんだけ無防備だと思ってるんですか?」
「そんな!無防備じゃないもん!」
「抑えきれなかった俺も悪いけど…去年のクリスマス…俺と二人っきりだっつーのに、爆睡してただろ」
「そ、その時に…?嘘!?全然気付かなかった!」
「いつか謝ろうと思ってた……今更だけど、マジでごめん」
「いいよ!前の事だし、今大好きな鷹哉だから…」
そう言うと、鷹哉はギュッと抱きしめてくれた。
「…そういう事言うなって。場所も場所だし、無防備な格好してる小鳥が悪いんだからな?」
「ん?わぁッ!」
すると、鷹哉に突然抱き上げられてベッドに押し倒される。
「…無理だったら言って」
「……う、うん…平気っ」