黒い怪物くん
鷹哉は少しぎこちなく、でも一生懸命愛してくれて、その時がやってきた。
「……小鳥……痛かったら言って」
「ん…」
すると、鷹哉は先ほどの苺味の絆創膏を取り出した。
「え?それ絆創膏…」
「絆創膏じゃねぇよ……こういう時に使うやつだろ…」
「そ、そうだったんだ…」
鷹哉が準備を済ませると、ついに私達は身体を重ねた。
「痛ッ・・・」
「…ハァハァ…小鳥…平気か?」
「……んッ……鷹哉の事…ハァ…全部受け入れたいの……」
苺の甘い香りが漂う中、二人の吐息が混ざり合った。
さっきまで意地悪だった鷹哉も手を握ってくれる。
繋がると鷹哉は何度もキスをしてくれた。
「…小鳥ッ……好きだ……初めて会った時からずっと……」
鷹哉の熱い唇から鷹哉の気持ちが伝わってくる…すごく嬉しい…。
ずっと私のことが嫌いで意地悪してくるんだと思ってたのに、好きの裏返しだったなんて胸がキュンとなる。
いっぱいキスして…
鷹哉でいっぱいになって…
初めては痛かったけど、素敵な思い出になった。