桜舞い散るとき、キミは涙する
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「メール……来ないなぁ……」
『新着メールはありません』と表示される携帯画面をジッと見つめ、小さくため息をつく。
初デートから早二週間。
メールで大和君とやり取りはしているものの、最初に連絡するのは毎回私。
基本無口でクールな大和君のことだから、ある程度は覚悟していたけれど……。
まさかここまで一方的な展開になるとは、正直思ってもみなかった。
勉強とかで忙しいのかなぁ。
それとも、私のことなんてやっぱり、どうでもいいのかな……。
教室の自分の机に突っ伏して、大きく肩を落とす。
でもでも、メールすれば短文だけど、返事はちゃんと返ってくるし。
嫌だったり面倒だったら、無視するよね、普通。
これ以上望むのは、私のワガママなのかな……。