奪いとれっ!!
「お前らはこいつの腕を押さえとけ」
リーダー格の男が言った。
「おとなしくしてたら、すぐ終わるからよ」
まるでヨダレをたらした獣の顔。
こんな奴に私の.....。
ああ....もっと早く帰れば良かった。
ううん....コンビニに寄ったのが悪かったのかも。
今さら後悔しても遅いのに、どうしてそんなこと考えちゃうの....。
「.....だ....誰か来....」
叫ぼうとした口は無常にもふさがれてしまった。
ビルの小窓からは光が漏れている。
誰かいるはずなのにっ。
無常にも心の叫びが聞こえるはずもなく.....。