冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「王太子さま、すももをお食べになります?」
あまり一度に武勇伝を話してしまうと彼に呆れられるような気がして、私は話を変えた。
そして、さっきコールが持ってきてくれたすももの皮を剥き始めた。
「あぁ。リリアーヌはもう食べたことがあるか? ユノヘスはすももがよく採れる」
「はい、いただきました。サノワも採れるんですよ。ユノヘスのすももより甘い気がします」
「甘い? これでも十分甘いぞ」
王太子さまは皮の剥けたすももを見て声を上げる。
「はい。皮を剥くと甘いですね。どうぞ」
私がすももの乗った皿を差し出すと、「食わせてはくれぬのか?」と彼が言うので、「えっ!」と声が出てしまった。
食べさせるのが普通なのかしら……。
王太子ともなれば、食事ですら誰かに食べさせてもらうの?
あまり一度に武勇伝を話してしまうと彼に呆れられるような気がして、私は話を変えた。
そして、さっきコールが持ってきてくれたすももの皮を剥き始めた。
「あぁ。リリアーヌはもう食べたことがあるか? ユノヘスはすももがよく採れる」
「はい、いただきました。サノワも採れるんですよ。ユノヘスのすももより甘い気がします」
「甘い? これでも十分甘いぞ」
王太子さまは皮の剥けたすももを見て声を上げる。
「はい。皮を剥くと甘いですね。どうぞ」
私がすももの乗った皿を差し出すと、「食わせてはくれぬのか?」と彼が言うので、「えっ!」と声が出てしまった。
食べさせるのが普通なのかしら……。
王太子ともなれば、食事ですら誰かに食べさせてもらうの?