冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
なんのことかさっぱりわからず、呆然とシャルヴェさまを見つめていると、彼は突然私のスカートの中に手を入れ、太ももを優しく撫でた。


「あっ、ヤッ……」


あまりに突然のことで思わず声を上げると、「あっ……リリアーヌさまとご一緒でしたか!」とランシャンの慌てるような声が聞こえる。


「そうです。すみませんが……」

「わかっております。失礼いたしました」


そしてバタバタとランシャンは出ていった。


「シシシシ、シャルヴェさま!?」


彼はランシャンが行ってしまうと、すぐに手をスカートの中から出してくれたものの、私はあまりの恥ずかしさに視線を合わせることすらできない。


「リリアーヌは、本当にかわいい女だ」

「そ……」


『そんなことありません!』と言いたいのに、頭の中が真っ白になってしまい、言葉も出てこない。
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