冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「今日、兵を集め、イヤールドに向かう」
私は言葉を失った。
彼は戦争が始まると言っているのだ。
「シャルヴェさま……あの……」
激しく動揺してしまい、なんと言っていいのかわからず、言葉が続かない。
そんな私に彼は優しい眼差しを向ける。
「お前がサノワのために覚悟をしてここに来たことはよくわかっている。サノワを思うお前の気持ちはよくわかった。できる限り戦いが起こらぬよう、ユノヘスが力を貸そう。だが、もうよい。お前は国に帰り、平穏な生活を取り戻せ」
彼のその言葉に、愕然とした。
彼が私をサノワに帰そうとするのは、彼の優しさの証だとわかっている。
だからこそ、ここで生涯をまっとうする覚悟を決めたというのに……。
「シャルヴェさま、私は……」
「足の傷のことは、本当に申し訳ない。ここで不自由のない生活を保障できればとも考えた。だか、お前はカゴの中の鳥になる女ではない」
私は言葉を失った。
彼は戦争が始まると言っているのだ。
「シャルヴェさま……あの……」
激しく動揺してしまい、なんと言っていいのかわからず、言葉が続かない。
そんな私に彼は優しい眼差しを向ける。
「お前がサノワのために覚悟をしてここに来たことはよくわかっている。サノワを思うお前の気持ちはよくわかった。できる限り戦いが起こらぬよう、ユノヘスが力を貸そう。だが、もうよい。お前は国に帰り、平穏な生活を取り戻せ」
彼のその言葉に、愕然とした。
彼が私をサノワに帰そうとするのは、彼の優しさの証だとわかっている。
だからこそ、ここで生涯をまっとうする覚悟を決めたというのに……。
「シャルヴェさま、私は……」
「足の傷のことは、本当に申し訳ない。ここで不自由のない生活を保障できればとも考えた。だか、お前はカゴの中の鳥になる女ではない」