冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「かつて数人の美しい女性が、お妃さま候補としてこの宮殿に上がられました。ですがなぜか、数日でここを去られています。そのほとんどが初めて王太子さまの部屋に呼ばれた翌朝で……」
「それはどうして?」
「いえ。申し訳ありません。おしゃべりが過ぎました。少し休憩なさってください。今、お茶と果物を運びます」
コールは言葉を濁したまま部屋を出ていってしまう。
「初めて部屋に呼ばれた翌朝って……」
その、つまり……一緒に裸で眠ったあと、ということよね?
やっぱり一緒に眠るのはハードルが高いのかもしれないと思ったものの……。
「アリアナは『愛を感じる、とっても素敵なことがある』って言ってたわ……」
なにが本当なのだろう。
私は不思議に思いながら大きな窓を開け放ち、ベランダに出た。
「それはどうして?」
「いえ。申し訳ありません。おしゃべりが過ぎました。少し休憩なさってください。今、お茶と果物を運びます」
コールは言葉を濁したまま部屋を出ていってしまう。
「初めて部屋に呼ばれた翌朝って……」
その、つまり……一緒に裸で眠ったあと、ということよね?
やっぱり一緒に眠るのはハードルが高いのかもしれないと思ったものの……。
「アリアナは『愛を感じる、とっても素敵なことがある』って言ってたわ……」
なにが本当なのだろう。
私は不思議に思いながら大きな窓を開け放ち、ベランダに出た。