冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「ヤニック……」
ヤニックはどうしているのだろう。
コールはああ言ったものの、不遇な扱いを受けていなければいいのだけど……。
王太子さまは、少し強引な感じのある人だった。
私のために一緒に来てくれたヤニックのことが気になり、いてもたってもいられない。
コールはヤニックのことを『わかりかねます』と言ったけれど、もしかして口止めされているのだろうか。
そんなことを考えていると不安になる。
「リリアーヌさま、お茶をお持ちしました」
「は、はい。どうぞ」
コールが甘い香りのする紅茶を持ってきてくれたので部屋の中に戻ると、父に会ったときと同じような立派な食器がテーブルに並んだ。
「ユノヘスは素敵なところね。緑が溢れている」
「はい。王太子さまができるだけ緑を排除しないようにと、庭師に申し付けておりますので」
ヤニックはどうしているのだろう。
コールはああ言ったものの、不遇な扱いを受けていなければいいのだけど……。
王太子さまは、少し強引な感じのある人だった。
私のために一緒に来てくれたヤニックのことが気になり、いてもたってもいられない。
コールはヤニックのことを『わかりかねます』と言ったけれど、もしかして口止めされているのだろうか。
そんなことを考えていると不安になる。
「リリアーヌさま、お茶をお持ちしました」
「は、はい。どうぞ」
コールが甘い香りのする紅茶を持ってきてくれたので部屋の中に戻ると、父に会ったときと同じような立派な食器がテーブルに並んだ。
「ユノヘスは素敵なところね。緑が溢れている」
「はい。王太子さまができるだけ緑を排除しないようにと、庭師に申し付けておりますので」