冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「それに……リリアーヌさまが国王さまと正妃さまとの間に生まれた姫でないことも話してしまいました。申し訳ありません。身を挺して民を守られたリリアーヌさまをご覧になった王太子さまが、普通の姫ではないだろうと……」
ヤニックの声は震えていた。
声の出せない私は懸命に笑顔を作り首を振る。
バレたのは仕方がない。
もしかしたら追い出されるかもしれないけれど、男の子を救えただけでも来てよかった……。
もうあとは精いっぱい、サノワとの友好関係についてお願いして帰ろう。
ダメかもしれないけれど。
『バスチュー』
声が出ない代わりに、私は大きく口を開いて訴えた。
すると「バスチューでございますか?」とヤニックが言う。
うんうんとうなずくと、コールが口を開いた。
ヤニックの声は震えていた。
声の出せない私は懸命に笑顔を作り首を振る。
バレたのは仕方がない。
もしかしたら追い出されるかもしれないけれど、男の子を救えただけでも来てよかった……。
もうあとは精いっぱい、サノワとの友好関係についてお願いして帰ろう。
ダメかもしれないけれど。
『バスチュー』
声が出ない代わりに、私は大きく口を開いて訴えた。
すると「バスチューでございますか?」とヤニックが言う。
うんうんとうなずくと、コールが口を開いた。