歪んだ愛の結末は。
お母さんとお父さん、今ごろ泣いているかもしれない。
私が二人に迷惑をかけるのは嫌。
いつでも無償の愛をくれたから。


「お前は義父と義母に売られた。」

男が発した言葉を理解するのに数秒かかり、それでも理解力にかけている私は首をかしげた。

「え?なにいってるの?」

すると、男は私を強く抱き締めて言った。


「ほんとうに生温いところで育ったんだな。」

そして、私を担ぐ。

2度めだから慣れたけど、次はなにされるかわからない。
ワタシはその恐怖心からバタバタと暴れてみた。
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