歪んだ愛の結末は。
「続きはまた今夜。」

蓮は震えるわたしから離れると軽く頭を撫でた。
そして、部屋を出ていく。


なんで、蓮は出ていったはずなのに...震えが止まらない。

しばらくすると、また足跡が聞こえてきた。
まさか、蓮が...!?

無意識に震え始めるからだ。

「莉菜様...!?」

震えるわたしを見て佐伯さんは駆け寄ってきた。

「蓮様から此所にいると伺い来てみたのですが...」

佐伯さんは朝食の乗ったトレーをテーブルにおき、わたしを優しく抱き締めた。
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