フェアリーテイルを夢見てる
だって、思う存分気兼ねなく体を動かせる機会などあまりないですから。
それを放棄するのはもったいないと思います。

巧さんと共に暮らしているあのお部屋も、とても広くてフラットなので端から端まで使って動き回ればかなりの運動量になるハズですが、ただ、間借りしている立場ですからさすがにそれは遠慮してしまいます。

「室内のメンテナンスを怠らない」というのがあのお部屋に住む為の条件なのですから、巧さんは小まめにお掃除を行っていますし、数ヶ月に一度ハウスクリーニングも頼んでいるのです。

私がその努力を台無しにする訳にはいきません。

巧さんがちょっとしたアスレチック的な物をリビングの端に設置してくれていて、彼のお友達も私の為にあれやこれやおもちゃを買って来てくれるので、そのスペース内で大変ありがたく遊ばせてもらっています。

だけどやはりこのお店の設備、ツールのバリエーションには敵いません。

ここはそれを売りにした飲食店、つまり『商売』なのですから当然の事ですよね。

だから私はここに来た際は遊びに集中する事にしています。

と言いますか、いつの間にかそうなってしまっているのですが。

実は私は見かけとは裏腹に、結構お転婆で野性的な性格をしていて、そしてここのスタッフさんはその本能を引き出すのがとても上手な方達なのです。
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