【短編】塩系男子のススメ
「おいで、芹。」
手を広げている栄太くんの腕にダイブする。
「こっち向いて。」
従って上を向くと、今度は栄太くんから甘いキスが降ってきた。
何度も角度を変えて、その度にリップ音が鳴る。
「泊まっていきなよ。」
耳元で囁かれた言葉に気絶するかと思った。
そのあと、お風呂から上がって貰った可愛い下着をつけたわたしは、栄太くんに存分に愛された。
幸せなクリスマス。
塩系男子の裏の顔は、超絶甘党男子でした。
fin.