センパイ、好きです。
「え……っ、あ、ホントだ…」
私はそう言うと、3階の窓から外を覗き込み、あくびをしながら、だるそうに歩いてくる先輩を見つめる。
「……同い年だと勘違いして、鈴奈 ( すずな )
って、ほんとに馬鹿だよね」
美和ちゃんに、全て話したら、すごい意味のわからない顔をして私を見た。
「あの時は焦ってたんだけど~。
でも遅刻しなかったら会えてなかったでしょ!?」
私が自信満々にそう言うと、呆れた顔をして私を見た。
ー 綾瀬 梓 (あやせ あずさ) ー 先輩は
とてもクールで、なのにかっこよくて
モッテモテの先輩。 そして私の好きな人。