涙
「俺は爽。美桜の彼氏。
一応龍雅っていう族の総長だ。」
「一応って、なにその自己紹介!」
なんて私が突っ込みながら龍雅のみんなが1人づつ自己紹介をしてく
「みーちゃんは龍雅の姫なんだよ!」
「そうなの?!」
「うん、!」
なんか、改めて言われると恥ずかしいな
「へぇ…。そうなんだ!!」
この時、私は結衣がニヤッと微笑んだことに気がつかなかった。
結衣が龍雅の姫になるまでに時間はかからなかった
結衣は私と仲が良いから次第に倉庫にも一緒に行くようになり、だんだん打ち解けていった
姫になってからは私がいない日でも倉庫へ通いみんなと過ごしてた
最初は私もみんなと結衣が仲良くなることは嬉しく思っていた
でもだんだん自分の存在が薄れてることに気がついた
私が倉庫に顔を出しても挨拶をしても素っ気なく返されたり、時には気づかれないこともあった
私はだんだん孤立していった
そんな私を見て結衣が不適な笑みを浮かべていたなんて思いもしなかった
私の倉庫へ出入りする回数が減るにつれ学校でみんなと過ごす時間もどんどん減っていった