ヴァンパイアキッス
1度はあたしだってモテてみたいよ...。


なんて少し羨ましく思ったりもする。


「俺は嫌だわ、干渉されたくねーし。」


『あはは』


そう笑いあっていると......。


「羅稀くぅーん!」


甘ったるい声が後ろで聞こえてくる。


うそ、茉莉ちゃん!?


『つけてきたの?』


「もぅ、そんな人聞きの悪いこと言わないでよぉ、それより!羅稀くん無視しないでよ!」


茉莉ちゃんはぶりっ子口調で羅稀の腕に手を回している。


「離せよ!」


そう言いふりほどく。
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