ヴァンパイアキッス
あたしを差し置いて...。


「あ、そーだ!ねぇ、羅稀くんと仲いいらしいけど名前なんていうの?」


『あたし?水無月梓姫だけど』


そう言うとふーん、とあたしを見定めるように見てくる。


何なの、ちょっと怖い。


「羅稀くんの彼女?」


『はっ?違うよ?』


「そっか、良かった!」


にっこり微笑むその笑顔に悪意を感じてしまう。


「いい加減にしてくんない?俺は彼女はいないけど好きなヤツはいるんだから、」


羅稀のその言葉を聞いてびっくりする。


羅稀好きな人でもいるの!?


初耳!


「嘘でしょー?」


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