恋と魔術
No.0プロローグ
プロローグ
今日もうるさめに設定した目覚ましの音で目を開ける。
私は無造作に手を天井に向け伸ばした。
何かがいるかのように空中をつかむ。
が、当たり前のように何も手には残らない。
そのまま私は手をベットの上に下ろし、ゆっくりと体を起こした。
部屋には、いつものように『玉子』が置いてあった。
私は玉子に向かって 「おはよう。」と声をかけた。
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