イケメンエリート軍団の籠の中



「それで、急なんだけど、今夜、舞衣の歓迎会をすることになったから」



「こ、今夜ですか??」


舞衣は本当に急過ぎて、ジャスティンに聞き返した。


「そう、もしかして今夜空いてない?」



「い、いや、大丈夫ですけど……」


でも、今日は凪さんの顔はもう見たくない……


「映司も謙人も舞衣の落ち込んでる姿を見て、何かしてあげたいって思ってるみたいだよ。
トオルさんもちょっとだけなら顔を出せるって言ってるし」



「な、凪さんも、来るんですよね?…」


ジャスティンは目を細めて愛おしそうに舞衣を見ている。


「もちろんだよ。
舞衣に謝ってもらう」



「いやです。そんな事はしなくていいです。
そんなんだったら、私……」



「冗談だよ。
でも、舞衣にも凪の事を分かってもらいたいし、凪にも舞衣の事を知ってもらいたい。
せっかく同じ職場で働くのに、仲良くしてもらいたいしさ」


舞衣は小さく頷いた。

もしジャスティンがゲイじゃなかったら、私はジャスティンを好きになったかもしれない。
あんな意地悪な凪さんじゃなくて、優しいジャスティンを…
え? ちょっと待って…

私、やっぱり凪さんの事好きになっちゃったの?


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