イケメンエリート軍団の籠の中
舞衣はパンを喉に詰まらせてしまった。
あの凪から投げつけられた言葉はもう思い出したくない。
「さっき、実は、凪にちょっと聞いたんだ」
舞衣はもう泣きそうだ。
一度の言葉だけでも立ち直れないのに、二度も三度もそれにイケメンに言われたくない。
「あいつ、何のことだか全く分かってなかった。
でも、一通り、舞衣と交わした会話は聞いた。
あんなひどい事言われたんだね…
最低だよ、あいつ……」
舞衣はジャスティンの言葉を聞いて、涙がポトポト落ちてきた。
伊東凪ってどういう神経してるの…
あんなひどい事言っておいて、何の自覚もないなんて……
「舞衣…
舞衣はすごく可愛いよ。
ゲイの僕に言われても、全然嬉しくないかもしれないけど……
凪だって、本当にそんな事は思ってないよ。
だから、落ち込まないで」
本当に本当に、ジャスティンって優しい…
ジャスティンのためにも、一か月は辞めるわけにはいかないね…
「ありがとうございます。
私、凪さんはちょっと怖いけど、でも他の皆さんはすごく優しいし、辞めないですから、ジャスティンさん、心配しないで下さい」