短いトキのかぐや姫
「また泣いてんの?」

「かぐや」

「お前さ、あれか。優ちゃん好きなんだよな?」

「急に出てくんな、あと急に喋んな」

今、1人になってたら俺は真っ黒に
引き込まれる

かぐや居て良かった

「どーなの?」


「うん。俺変でさ、優ちゃんだいすきなんだ」


「そっか」


変だって言わないかぐや

そして俺の頭を撫でた

ヨシヨシされ何でか俺はかぐやに全部を打ち明けた



「俺は中学のとき女子より男子にときめくことが多くてー・・・」


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