イジワルな彼とネガティブ彼女
「私はもう、重度の男性不信だから、恋愛しなくていいから」


「莉子がとてつもなくイヤな思いしたのはわかるよ。


でも、そいつは数少ない最低の男だから。


男が全員そんなヤツってことは、絶対にないんだから」


「そうかもしれないけど、でもどうやって見分ければいいかわかんないし」


「はっきり言うけど、足立くんは莉子のこと本気で好きだよ」


「ええっ?」


私は本気で驚いた。


「さすがに莉子だって、うすうす気づいてたでしょ?


足立くんとなら、うまくいくと思うけどな」


「私は、そんな気ないから」


「じゃあ、さっき話してた本田さんとかいう人が好きなの?」


「そんなの絶対にない!


足立くん以上にない!」


「じゃあ、足立くんとつきあえばいいじゃん」





< 30 / 235 >

この作品をシェア

pagetop