イジワルな彼とネガティブ彼女
そして翌日、3人で連れだって会社を出て、足立くんが探してくれたカフェバーに行った。


最初は、あたりさわりのない話をしてたけど、ワインがすすむにつれて、美和がストレートに足立くんを追求しはじめた。


「足立くんって、いま彼女いないの?」


「いませんよ、もう4年くらいいません」


「なんか、いないことをアピールしてない?


あ、莉子はフリーだけど、私は彼氏いるからダメだからね」


「知ってますよ、営業部の人ですよね」


「足立くん、意外と細かいとこ気づくんだね」


「河村さんは莉子さんの友達ですから」


「あれー、いま何気に『莉子さん』って言ったよね?


やっぱり、足立くんが莉子のこと好きっていう噂はホントなんだー」


足立くんは、照れ笑いしてごまかした。


私は必死で、話題を変えた。










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