見えない僕と彼女の気持ち
僕の長考が彼女を不安にさせている。
少し考えて、僕は慌てて返事を打った。

“誘ってくれたのは嬉しいです。
でも、僕、事情があって外に出れないんです”

“もしかして、入院してる、とか”
 
……入院、か。
そうだったらどんなにましだろう。

“入院じゃないんですが。
まあ、病気で外に出れない点では一緒かな”

“ごめんなさい。
私、知らなくて”
 
申し訳なさそうな彼女に胸が痛んだ。

せっかくの彼女のお誘い。
会いたい。
是非、会って話がしたい。
でも、こんな僕に引かれたら。

ぐるぐると悩んで僕は、最終決断を迷いながらも下した。

“映画は無理ですが、ちょっとだけなら会いたいです。
会って、話がしたいです。
ただ、僕を見て驚かないでくれますか”
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