不器用なコイビト。
「…作れんの?」
「うん、得意♪」
疑いの眼差しで見ている隆介を、“大人しく座って待っててね”なんて言いながらなだめて早速調理開始!!
「オムライスでいいかな」
タンタンと、料理を勧めていく中
ふと、隆介の方に目をやるとソファーで気持ち良く夢の中。
「もう、やっぱりお疲れなんじゃん」
“まったく”なんて言いながら、近くにあった上着を隆介の上に掛けた。
「…寝顔、可愛い♪」
フフッっと笑った時、私の腕がグイッと引っ張られた。
「!!!!!」
引っ張られた所為で、私と隆介の距離は息がかかるほど近くにあった。
ドキン…。
ドキン……。
やばっ。
心臓の音、隆介に聞こえちゃうー…。