不器用なコイビト。

だって、そんなものよりも強く




私たちの心は強く結ばれているんだから…。






「うん、そうだね」

「ー…もう少し、料理も美味くなってからの方がいいしな」

「え?」





その言葉に、フライパンに残っていたオムライスを口に入れた。





「なにこれ…しょっぱ!!!」

「はははっ…さすが知香」

「なにそれ」





こんな不味いもの、我慢して“美味しい”って食べてくれたの?





「…今度は、もっと美味く作ってやる」

「おー!期待してる♪」










キミの優しさは不器用すぎて、見えにくい。






だから、それを知った時何倍を嬉しい。





もっと……もっと好きになる。





< 46 / 49 >

この作品をシェア

pagetop