その唇で甘いキスをして…
カオルの決断
ハルさんに愛されてる間、
辛いことは忘れられる。

アタシはハルさんの愛しい胸にキスをして
ハルさんを感じる。

ハルさんの鼓動が早くなって
ハルさんはアタシの一番欲しい場所に触れる。

「ジュン…もっと顔見せろ…」

ハルさんはアタシの顔を自分に向かせる。

「今、誰のこと考えてる?」

ハルさんはまたヤキモチを妬いてる。

アタシがこんなにハルさんで満たされてるのに
ハルさんはいくらアタシを抱いても足りないみたいで
アタシはハルさんが一番望む言葉を口にする。

「ハルさん…ハルさんが…欲しいよ…」

アタシは繰り返しハルさんの名前を呼んで
ハルさんはその口をキスで塞いだ。


ハルさんがアタシの身体から離れるとアタシは不安になる。

カオルとハルさんは明らかに違う。

カオルはいつもアタシを不安にさせ、
ハルさんはいつもアタシを安心させてくれる。

指を絡めるだけでアタシはホッとした。

ハルさんはそんなアタシの気持を察して
アタシを抱きしめてくれた。
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