キミといた日々 。
また病室が静かになるのを恐れたわたしは、
「っていうか…和真は
返事してないかもしれないけど…
わたしは別れよって言ったし。
もう好きじゃないの、和真のこと。
帰って。もう来ないで。」
わざと イヤな ヤツのフリした。
『…そっか…』
和真は、悲しそうに笑い、病室を出ていった。
心が痛んだけど、これでよかったんだ。
忘れないでって 言えたら…
ほんの少し 強くなりたい。
もっと素直に なれるように。