嫌い、嫌い、好き。
あたしも中学生のときから、北条のことが──
何て、今更こんなことおもっても仕方ないんだけど、、、
「佐藤 (さとう) さんのことホントに好きだね?」
「真里花のこと?おうよ」
北条は握りしめた拳を顔の前にだして、ガッツポーズをしている。
あまりにも前にだしすぎて、机から身を乗り出している。
正直言って邪魔だ。
これじゃあ何も書けない、そう思いながらあたしは北条を軽く押し退ける。
「これじゃ書けないから」
あたしは努めて平坦な声で言うが、色々な感情が沸き起こる。