空飛ぶ白い羽


まぁそんな事僕だけが知っていればいいんだけどね
あんなかわいい羽魅ちゃん
誰にもあげない




あー俺やっぱり羽魅ちゃん好きだわ





―――

――――――ッ


そんな事を考えていたら隙を狙ったのか一気に走り出した




あーもーまた逃げられる!



「あ!羽魅!」


後ろから友達の声が聞こえたのに無視だよ羽魅ちゃん


でももーにがさない








―――






はーもう大丈夫かな



「なにが大丈夫なの?」




・・・






「うわっ!!」



「君足早いね」


「な、な、なんですか?

もしかしてまだ朝のこと起こってますか?


本当にすいません!!
治療費は請求し

「なんか勘違いしてるよ?」


「え?」


「僕は別に羽魅ちゃんに治療費請求するために追いかけたわけじゃないんだよ?」


こんなに走ったのに息が上がってない


何者なの羽魅ちゃん












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