空飛ぶ白い羽
「じ、じゃあ?」
「これ」
「私の生徒手帳!」
「今日拾い忘れてたから」
「すいません!
わざわざありがとうございます!!」
あーかわいいなぁー
やっぱり
「大丈夫だよ
まぁいい運動にはなったかな」
―――ッ
「本当にすいませんでした!
逃げてしまってすいません。
お詫びなんでもします!!」
ウルウルとした上目遣い...
「羽魅ちゃん、
ほかの男にそんな顔で同じこといっちゃだめだよ?
これ約束」
「―ふぅ?
はい、わかりました」
「
本当にわかってるのかなぁ...」
「何か言いましたか?」
「いや、なんでもないよ」
ヨシヨシ
なんだかとってもよしよししたくなった