オオカミスイッチ 【完結】
「そう、このこ、俺の彼女」

急に肩を抱かれ、振り向くと蒼井先輩が
隣にいた。


「何?」

「いや、べ、べつに・・」

男の人は去っていく。

『蒼井せんぱ・・』

「あのさっ」

『はいっ?』

「はい?じゃなくてさ。
 そこ、彼女ですっ!って
 言うところじゃない?」

『あぁ・・はい・・』
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