オオカミスイッチ 【完結】
蒼井先輩は肩を抱ている手にさらに力を込め
ぎゅっと引き寄せた。

『ちょ、ちょっとっ・・』

「いい加減、慣れてよ。
 俺の彼女、に」

『・・かたじけない・・』

私はぎゅーっと先輩を押しのけて
一歩離れる。

こんなところで
オオカミスイッチがONになったら大変っ
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